日本物理学会 学生優秀発表賞を受賞
加速器第三セクション特別研究生(東北大学)の永山晶大氏が、日本物理学会の79回年次大会で発表した「大強度陽子加速器における遅い取り出しのための非破壊型静電
セプタムの開発」が学生優秀発表賞に選ばれました。
永山氏は現行の構造とは異なる、最適化した電場によりビームの密度を変化させることでビームロスを低減する、非破壊型静電セプタムを開発中であり、シミュレーションにてビームロスの低減が可能であることを示しました。
本技術よってJ-PARCのメインリング(MR)の保守性向上や更なる大強度化に期待が膨らみます。