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2023.12.21

- 宇宙線ミュオンで古墳を透視プロジェクト! -
通称「ミュオンにコーフンクラブ」実機製作 (12月の様子)

◆◇◆ ミュオンにコーフンクラブ 実機製作 (12月17日)◆◇◆

  第2回目のミュオン測定器の製作が12月17日に行われました。
  東海村歴史と未来の交流館に集まった26名の児童生徒が前回同様4班に分かれ、古墳を透過した宇宙線ミュオンを検出する測定器の組み立てに取り掛かりました。今回も子どもたちは手順書を読み、専門家や茨城大学の学生のサポートを受けながら、集中力が必要な細かい作業を2時間半続けました。新たな試みとして、組み立て作業の待ち時間を利用し、小学生チームは歴史と科学の交流館の学芸員の指導を受けながら、縄文土器の拓本取りにも挑戦しました。測定器組み立てとはまた違った慎重さが必要な作業でしたが、初めての体験でとても楽しそうに取り組んでいました。
  次回はいよいよ、今回完成した組み立てたシンチレータ板を筐体に組み込む作業になります。

 

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コネクタ取付板にコネクタを固定しています

中泉先生が拓本の取り方のお手本を示します

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真剣な眼差しで拓本を取る土器を選びます

ぽんぽんを使って墨を打っています