J-PARCセンターとESS ERIC(European Spallation Source ERIC、欧州核破砕中性子源有限責任公社)との核破砕中性子源開発分野の協力協定を延長
覚書文書を手交するJ-PARCセンター 小林センター長 (右) と、ESSショーバー ディレクター
2022年6月8日付でJ-PARCセンターとESSの破砕中性子源開発分野の協力協定が延長され、コロナ禍ではありますが、この度、10月10日に、能化 正樹駐スウェーデン日本国大使ご同席のもと、同協定延長を記念する式典がESSのあるスウェーデンのルンド市で開催され、延長の取決め書が、J-PARCセンターの小林センター長とESSのショーバー ディレクターとの間で手交されました。
現在、米国、日本及び欧州で進められている大強度核破砕中性子源施設の建設、研究開発において、ESSとJ-PARCセンターは、世界最高クラスの核破砕中性子源の運用などを目的とし、情報や技術の交換、人員派遣などを通じ、良好な協力関係を2012年から維持してきております。今後は、両者のポテンシャルを活かし、本分野での一層の発展を目指します。