プレスリリース

2025.10.16

ハイパーカミオカンデ中間検出器(IWCD)着工式の開催について(取材案内)

J-PARCセンター
大学共同利用機関法人 高エネルギー加速器研究機構

  中間検出器(IWCD:Intermediate Water Cherenkov Detector)は、ハイパーカミオカンデ実験にむけて新たに開発されたニュートリノ観測装置です。J-PARCのニュートリノ発生地点から約 1km離れた東海村内に設置します。本格的な観測の開始は2028年頃を予定しています。
  今般、中間検出器の設置工事着工式を行います。報道関係各位におかれましては、是非ご来場の上、取材くださいますようご案内申し上げます。

 

1 開催日時 令和7年11月4日(火)11:00~
 
2 場所 中間検出器建設予定地
茨城県那珂郡東海村大字村松字細浦6000(案内図参照)

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中間検出器(IWCD)は、地下を通過するニュートリノビームを捉えるため、深さ約50m、直径約10mの立坑の内部に設置するタンクに水を蓄えて観測を行います。ニュートリノ振動により変化する前のニュートリノの性質を詳しく調べるために、ハイパーカミオカンデと同じ原理でニュートリノ観測を行います。また世界初の試みとして、検出器の上下位置を変えて観測することでニュートリノ反応をエネルギーごとに測定できるようになる予定です。

 
3 着工式式次第(予定)
開式の辞
主催者挨拶
施設概要説明
来賓祝辞
鍬入れ儀式
記念撮影
閉式の辞
 
4 取材申込み
取材を希望される方は、必要事項(お名前、ふりがな、貴社名、電話番号、メールアドレス、送迎バス利用の有無)をご記入の上、10月30日(木)までにEメール(送付先pr-section[at]ml.j-parc.jp)へお申込みください。
※上記の[at]は@に置き換えてください。
 
5 案内図

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東京方面から電車でお越しの方は、8:30上野発(JR特急ときわ53号)→9:55勝田着、(乗り換え)10:11勝田発(JR常磐線)→10:19東海着をご利用の場合、東海駅東口10:25発にて会場まで送迎バスをご用意する予定です。
お車でお越しの際は、式典会場付近に駐車場(無料)がございます。

本件に関するお問合せ先

J-PARCセンター広報セクション
TEL:029 -287 -9600
E-mail:pr-section[at]ml.j-parc.jp
※上記の[at]は@に置き換えてください。