プレスリリース

2025.06.30

「令和7年度中性子産業利用報告会」の開催について(取材案内)

J-PARCセンター
日本原子力研究開発機構
総合科学研究機構
茨城県
東京大学物性研究所
中性子産業利用推進協議会

 

   令和7年度中性子産業利用報告会を開催します。この報告会は、産業界からの要望(中性子・ミュオンで何が分かるのか、どう使えるのか知りたい)に応えるために、中性子・ミュオンを用いた最先端の測定技術、研究成果を紹介し、産業界の「見たいもの」とのマッチングを図ることに重点を置きました。その方針をもとに、以下の項目に沿ってプログラムを編成しました。

①(産業界)利用の現状、施設に何を望むのか、必要な技術とは何かを示す。
②(施設側)施設が提供できる技術とその限界可能性を示す。
③(共同研究グループ)J-PARC ※1 MLF(物質・生命科学実験施設)、研究用原子炉JRR-3 ※2で始動した共同研究の成果を示す。
④ 社会から求められている課題解決への取り組み、貢献について紹介する。

   報道関係各位におかれましては、是非ご来場の上、取材くださいますようご案内申し上げます。

 

1 開催日時
令和7年7月17日(木)13:00~17:35(受付:12:00開始予定)
令和7年7月18日(金) 9:30~17:50(受付: 9:00開始予定)
17日の意見交換会、18日の利用相談・個別相談につきましては取材対象外とさせていただきます。
 
2 場所
秋葉原コンベンションホール(https://www.akibahall.jp/
東京都千代田区外神田1-18-13 秋葉原ダイビル2F
 
3 取材申込み
取材を希望される方は、必要事項(お名前、ふりがな、貴社名、電話番号、メールアドレス、ご来場予定日)をご記入の上、7月14日(月)までにEメール(送付先 pr-section[at]ml.j-parc.jp )へお申込みください。
 
4 その他
J-PARC MLFでは、産業利用への取組みを振返り、今後の方向性を示すことを目的として平成29年から「J-PARC MLF 産業利用報告会」を、令和4年度からはJRR-3を利用した同様の取組みも含める形で「中性子産業利用報告会」を開催して参りました。
 

   

※ 1 J-PARC (Japan Proton Accelerator Research Complex) は、高エネルギー加速器研究機構(KEK)と日本原子力研究開発機構(JAEA)が共同で運営している先端大型研究施設で、素粒子物理、原子核物理、物質科学、生命科学、原子力などの学術的な研究から産業分野への応用研究まで幅広い分野で世界最先端の研究が行われています。
   https://j-parc.jp/c/index.html

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※2 JRR-3(Japan Research Reactor No.3)は、JAEAが有する熱出力20MWの高性能汎用研究炉であり、種々の中性子散乱や中性子ラジオグラフィ等の中性子ビーム実験、中性子放射化分析等の照射実験、ラジオアイソトープの製造などを行っています。また、冷中性子ビームを用いた高分子の構造解析による生命現象の解明等にも役立てられています。
   https://jrr3.jaea.go.jp/

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【本件に関するお問合せ先】
J-PARCセンター広報セクション
TEL:029 -287 -9600
E-mail : pr-section[at]ml.j-parc.jp
 
※上記の[at]は@に置き換えてください。