プレスリリース

2024.10.02

第4回J-PARCシンポジウムの開催について(報道機関向け取材案内)

J-PARCセンター
国立研究開発法人日本原子力研究開発機構
大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構

 

   J-PARCは、利用運転の開始から15周年を迎え、第4回J-PARCシンポジウムを10月14日から17日に開催します。本シンポジウムでは「J-PARCの将来とJ-PARCが創る未来」をテーマとして、15年にわたるJ-PARCにおける研究を総括し、J-PARCのこれからの展開、そして、世界における今後の実験施設・加速器施設へのJ-PARCで生み出された技術・経験の波及について、専門的かつ網羅的な議論を行います。
   10月14日には「J-PARCが創る未来、探る謎 - 次世代のエネルギーから宇宙まで - 」と題した市民公開講座を開催します。J-PARCに関連する素粒子原子核物理学や中性子を用いた基礎科学から産業利用にいたるまで幅広い最先端の研究について、市民にわかりやすい講演を行います。どなたでも参加できます。
   また、10月15日から17日にはシンポジウムを開催します (使用言語:英語のみ) 。著名な研究者に講演していただくプレナリーセッションのほか、異分野融合を目的とした合同セッション、専門的な議論を展開するパラレルセッションおよびポスターセッションを企画しております。
   報道関係各位におかれましては、市民公開講座の事前周知をお願いできれば幸いです。また、ぜひシンポジウムにご来場の上ご取材くださいますよう、ご案内申し上げます。

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  ※ 大強度陽子加速器施設J-PARC (Japan Proton Accelerator Research Complex) は、日本原子力研究開発機構 (JAEA) と高エネルギー加速器研究機構 (KEK) が共同で運営する最先端の大型研究施設です。ほぼ光速まで加速した世界屈指の大強度陽子ビームから、中性子、ミュオン、ニュートリノ、K中間子等の多彩な二次粒子ビームを作り出して多種多様な実験を行っており、世界中から多くの研究者が集まっています。

 

 

1. 開催日時
令和6年10月14日(月・祝)~10月17日(木)
 
2. 場所
水戸市民会館 (〒310-0026 茨城県水戸市泉町1丁目7-1)
 
3. 開催プログラム
(1) 市民公開講座「J-PARCが創る未来、探る謎 - 次世代のエネルギーから宇宙まで -」
10月14日 (月・祝) 10:30~16:30
10:30~ 挨拶、J-PARCの紹介
小林 隆 (J-PARCセンター長)
10:40~ ニュートリノと反物質 - 宇宙の不思議に迫る -
中家 剛 (京都大学大学院理学研究科 教授)
11:40~ 水素社会がやってくる!
今井 英人 (技術研究組合FC-Cubic 高度材料解析部部長 / 京都大学成長戦略本部 特任教授)
13:30~ J-PARC地上実験で暴く宇宙の物質進化の果て"中性子星"
田村 裕和 (東北大学大学院理学研究科 教授)
14:30~ ミュオン非破壊分析で迫る太陽系の起源と進化
寺田 健太郎 (大阪大学大学院理学研究科宇宙地球科学専攻 教授)
15:30~ 固体中の磁気渦がつくる新しい粒子とその驚くべき性質
十倉 好紀 (東京大学 卓越教授 / 国立研究開発法人理化学研究所 理事長特別補佐)
司会 五十嵐 美樹(サイエンスエンタテイナー / 東京都市大学 教育開発機構 准教授)
詳細は、別添PDFウェブサイトをご参照下さい。
(2) シンポジウム 10月15日(火)~17日(木)
著名な研究者に講義していただくプレナリーセッションのほか、異分野融合を目的とした合同セッション、専門的な議論を展開するパラレルセッションおよびポスターセッションを企画しております。 ※使用言語は英語です。
https://j-parc.jp/symposium/j-parc2024/program.html
 
4. 申込先
取材を希望される方は、必要事項【お名前、ふりがな、貴社名、電話番号、メールアドレス、参加ご希望日】をご記入の上、10月10日 (木) 17:00までにEメール (pr-section[at]j-parc.jp) にてお申込みください。(ご提供いただいた個人情報については、今回の取材以外の目的での利用や、第三者に開示することはございません。)
 
5. 本件に関する問合せ先
J-PARCセンター 広報セクション
TEL:029 -287 -9600
E-mail : pr-section[at]j-parc.jp
 
※上記の[at]は@に置き換えてください。