2026年6月「J-PARC出張講座(授業)」を実施しました。
◆◇◆~2026年6月2日 (火) 日立市立成沢小学校 ~ ◆◇◆
加速器ディビジョンの神谷潤一郎氏が「見えない真空をみてみよう」と題する講話と実験教室を日立市立成沢小学校にて行いました。
4年生26名は、マシュマロ、風船などを真空にするとどうなるのかを目の前の実験から学習しました。真空にすると、マシュマロや風船が膨らむ様子を児童達は興味深そうに観察していました。マグデブルクの半球実験や透明な筒の中を真空にすると、落ちる羽根とコインはどうなる?など様々な実験を行いました。最後に真空砲の実験から、J-PARCで行っている粒子の加速には真空が大切な役割を果たしているという説明を受けました。
◆◇◆~2026年6月6日 (土) 白鴎大学足利中学校(栃木県) ~ ◆◇◆
加速器ディビジョンの大谷将士氏が「ミクロの世界を見る加速器の仕組み ~素粒子現象から巨大構造物まで透視するミューオン加速技術~」と題した講演を行いました。
講演では、加速器の原理や医療応用などの利用例を紹介した後、ミューオンの性質や、ミューオン加速の方法、さらにこの加速を用いた素粒子研究など、最新の技術開発と研究の展開について説明をしました。
また、現在、大谷氏が高等専門学校と連携して進めている、小型加速器の製作を通じた加速器技術者育成活動についても紹介がありました。
受講後のアンケートでは、「多段階加速における高電圧制御の方法についてもっと詳しく聞いてみたい」といった感想が寄せられるなど、生徒たちは加速器技術に強い関心を示していました。
J-PARCでは、大強度陽子加速器、素粒子・原子核物理学、物質・生命科学研究等のトピックスについて、文・理系問わずご希望に応じ、講師を派遣しています。また、オンラインでの講義 (授業) や実験教室なども受け付けています。お気軽にご相談ください。
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